ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カスピの門」の意味・わかりやすい解説 カスピの門カスピのもんCaspian Gate 古代イランの地名。現在のテヘランから東へ 78km,砂漠の縁辺に沿って進むホラサン街道がエイバーネ・ケイの町を過ぎるとただちに通過する山間の隘路に,ストラボンらのギリシア人があてた呼称。古来,イランを東西に大きく分つ境界であり,古代メソポタミアに勃興した諸勢力の東限をもなしていた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by