普及版 字通 「カ・ソウ・せき」の読み・字形・画数・意味
5画
[字訓] せき
[字形] 会意
上下を合わせて、関所の意としたものであろう。〔字彙補〕に「楚、關隘(くわんあい)の地方に屬して兵を設けを立つ。之れを守と謂ふ」とあり、從切(サフ)の音とする。また、南越では、険隘のところをいい、楚嫁切(サ)の音でよむ。いまはcard(片)、car(車)の音訳、また路里(カロリー)、門(カルメン)、紮克(カザツク)のように用いる。
[訓義]
1. 関所、税関。
2. けわしい、けわしい路。
3. せき、せきする声。
4. カード、車、カロリーなどの音訳に用いる。
[熟語]
通▶・座▶・片▶・房▶・倫▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報