カ・ソウ・せき

普及版 字通 「カ・ソウ・せき」の読み・字形・画数・意味


5画

[字音] カ・ソウ(サフ)
[字訓] せき

[字形] 会意
上下を合わせて、関所の意としたものであろう。〔字彙補〕に「楚、關隘(くわんあい)の地方に屬して兵を設けを立つ。之れを守と謂ふ」とあり、從切(サフ)の音とする。また、南越では、険隘のところをいい、楚嫁切(サ)の音でよむ。いまはcard(片)、car(車)の音訳、また路里(カロリー)、門(カルメン)、紮克(カザツク)のように用いる。

[訓義]
1. 関所、税関
2. けわしい、けわしい路。
3. せき、せきする声。
4. カード、車、カロリーなどの音訳に用いる。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android