カタイシア植物界(読み)カタイシアしょくぶつかい

最新 地学事典 「カタイシア植物界」の解説

カタイシアしょくぶつかい
カタイシア植物界

Cathaysia palaeokingdom

古生代末に世界的規模で出現した五つの植物地域区分(アンガラ・カタイシア・ユーラメリア・北米・ゴンドワナの各植物界)の一つ。石炭紀のユーラメリア植物界を起原とし,ペルム紀に存在。中国・朝鮮半島・ベトナム・マレーシア・インドネシアに及び,またトルコや中東にも知られる。崑崙(コンロン)~秦嶺山脈を境に南北の植物区系域に分けられる。岩手県米谷などのペルム系から知られる植物群はカタイシア植物群の一員。構成はトクサ類Lobatannulariaほか)・薄嚢シダ類・シダ種子類Gigantopterisほか)・球果類(Cordaites),ソテツ類イチョウ祖先と考えられる分類群が特徴。なお,標徴植物の一つとされるGigantopterisは北区系域では上部ペルム系(一部下部三畳系)にのみ産出することから,従来のギガントプテリス植物群という呼称は適当ではない。

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参照項目:米谷(まいや)植物群

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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