カタウロコタケ(読み)カタウロコタケ(その他表記)Stereum frustulosum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カタウロコタケ」の意味・わかりやすい解説

カタウロコタケ(堅鱗茸)
カタウロコタケ
Stereum frustulosum

担子菌類ヒダナシタケ目コウヤクタケ科。カシなどの枯れ木上に発生する。子実体は材の表面背面で着生する。初めいぼのような形であるが大きくなるにつれ多数が押合って不規則な多角形となる。個々の大きさは径3~10mm,厚さ1~2mmで鱗が並んだようである。この菌は材の白色孔腐れを起す害菌である。日本全土にみられ,北アメリカヨーロッパ中国にも分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む