かたで

精選版 日本国語大辞典 「かたで」の意味・読み・例文・類語

かた‐で

  1. 〘 副詞 〙 ( 下に打消の意を含む語句を伴うことが多い ) まるで。ぜんぜん。あたまから。てんで。
    1. [初出の実例]「むごいやつかたでいっかうとりあわず」(出典:雑俳・川柳評万句合‐安永元(1772)義六)
    2. 「このたびだけは、かたで消息不明にござる」(出典:山吹(1944)〈室生犀星〉五)

かたでの補助注記

語源は、「てんで(=天で)」「あたまで(=頭で)」などと同じく、「肩で」とされる(上方語源辞典=前田勇)。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む