カナリーイエロー(その他表記)canary yellow

翻訳|canary yellow

色名がわかる辞典 「カナリーイエロー」の解説

カナリーイエロー【canary yellow】

色名の一つ。略してカナリヤともいう。JISの色彩規格では「明るいみの」としている。一般に、アトリ科カナリヤ羽毛のような明るい黄色。カナリアはカナリア諸島原産。原種地色オリーブ色など多彩。雄の鳴き声が美しく、飼育繁殖が容易であるため世界中で愛玩用に飼われている。日本には「金糸雀」と表記されて江戸時代に伝わり、色名も当初は金糸雀色であった。宝飾品、自動車、文房具、プリンター用紙、塗料など幅広く用いられている。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android