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原種 げんしゅ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原種
げんしゅ

耕種では品種本来の遺伝的特性を維持している種子のこと。この特性は同系交雑を続けても,他品種の混入や突然変異などで変化することがある。原種の生産には本来の性質が失われないように,特別な原種圃で栽培され,特性が維持されるよう採種には細かい注意が払われている。

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デジタル大辞泉の解説

げん‐しゅ【原種】

栽培用の種子をとるためにまく種子。
動植物の品種を改良して飼育・栽培する際のもととなる種類。また、祖先型の種類。

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世界大百科事典 第2版の解説

げんしゅ【原種 stock seed】

改良品種や栽培種の祖先である在来種や野生種をいう場合と,農業用種子のもとになる種苗をさす場合がある。ここでは後者について述べる。品種改良の結果,育成された作物の新品種は,その遺伝的特性が失われないように育成者の責任で品質管理しながら毎年,種苗増殖を行っている。その畑(水田)を原原種圃(ほ)(原原種農場ともいう)といい,生産された種苗を原原種という。この原原種を,管理の行き届いた畑にまいて,種苗の増殖を図る。

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大辞林 第三版の解説

げんしゅ【原種】

交配・選抜などにより改良された栽培品種のもとになった野生種。
一般栽培用の種子を採るために育成した植物の種子。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

原種
げんしゅ

動物や植物の種類のもとになる種あるいは型をさす用語であるが、使う場合により多少意味が異なっている。一つの種類のなかにいくつかの地方的な型(亜種)あるいは品種がみられるとき、それらの祖先型にあたるものを原種ということがあり、また一群の近縁な種があって類縁関係や系統を考えるとき、それらの共通な祖先型にあたるものを原種ということもある。
 動物や植物を分類する面からいえば、一つの種類に地方的な型や品種が含まれている場合に、もっとも時期的に古く命名された型の学名がその種類の種名として採用され、ほかのものはその種内の型名となるが、種名となった型(亜種)が原種・原亜種あるいは原型とよばれることがある。したがってこの場合は、種名に採用された型が、かならずしも系統的にみて、種として基本的ないしは祖先的な形質を備えたものではないことになる。[中根猛彦]

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