日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 カノーザ・ディ・プーリアかのーざでぃぷーりあCanosa di Puglia イタリア南部、プーリア州バリ県の都市。人口3万0374(2001国勢調査速報値)。オファント川右岸の斜面に位置する。紀元前4世紀には毛織物と陶器の生産によって繁栄した。古名はカヌシウムCanusium。現在は農産物の集散地で、工業活動は盛んではない。付近からは建築石材として凝灰岩がとれる。サン・サビーノ大聖堂(11世紀)、ボエモンド霊廟(れいびょう)(12世紀)などがある。[堺 憲一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例