カフラー王のピラミッド(読み)カフラーオウノピラミッド

デジタル大辞泉 「カフラー王のピラミッド」の意味・読み・例文・類語

カフラーおう‐の‐ピラミッド〔‐ワウ‐〕【カフラー王のピラミッド】

Pyramid of Khafre》エジプト北部、首都カイロ近郊の都市ギザにあるピラミッド。古代エジプト古王国第4王朝、カフラー王のものとされる。巨大な四角錐の石造建造物で、基礎部分の一辺の長さ215メートル、高さ143メートル(現在は頂上部が崩壊し136メートル)。ギザの三大ピラミッドのうち、クフ王のピラミッドに次いで大きい。1979年、「メンフィスとその墓地遺跡、ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」の名称世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android