ダハシュール(その他表記)Dahshur

デジタル大辞泉 「ダハシュール」の意味・読み・例文・類語

ダハシュール(Dahshur)

エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群(ネクロポリス)。現在の首都カイロの南約40キロメートルに位置する。古王国時代のスネフル王が建設した屈折ピラミッドと赤いピラミッドが知られる。1979年、「メンフィスとその墓地遺跡、ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。ダフシュール。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダハシュール」の意味・わかりやすい解説

ダハシュール
Dahshūr

エジプトのカイロの南方約 35km,ナイル川西岸にある遺跡。砂漠の台端に第4王朝 (前 2613頃~2494頃) のスネフル王の2基のピラミッド,第 12王朝 (前 1991~1786) のアメンエムヘト2世,セソストリス3世,アメンエムヘト3世のピラミッドがある。スネフルの2基はおよそ 2kmの間隔をおいて位置するが,北のものは最初の真正ピラミッドであり,南のものはベント (屈折) ピラミッドとして名高い。第 12王朝の3基はいずれも崩壊が著しく,原形をとどめていないが,墓域内にある王女たちの墓からは,1894~95年に J.モルガンによって多数の貴金属,宝石を使った装身具が発見されている。メンフィスの遺跡,ギザのピラミッド群とともに,1979年世界遺産の文化遺産に登録。

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