ぎざ(読み)ギザ

デジタル大辞泉 「ぎざ」の意味・読み・例文・類語

ぎざ

いくつもの刻み目。ぎざぎざ。きざ。「ぎざのある硬貨
大正から昭和初期にかけて流通していた50銭銀貨のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「ぎざ」の意味・読み・例文・類語

ぎざ

  1. 〘 名詞 〙
  2. ふちにある、いくつものきざみ目。ぎざぎざ。
  3. 大正から昭和初期にかけて使われた五〇銭銀貨の俗称。銀貨のふちにきざみがつけられていた。
    1. [初出の実例]「ギザ一枚、電車賃にもらって出て行った」(出典:花冷え(1938)〈久保田万太郎〉三)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ぎざ」の意味・わかりやすい解説

ギザ
Giza

アラビア語ではジーザ Al-Jizah。エジプト北部,ギザ県の県都。カイロ南南西 6km,ナイル川西岸の首都圏ベッドタウンと有名な古代遺跡の町。市街の南西約 10kmに第4王朝 (前 2613頃~2494頃) のクフ,カフラー,メンカウラー3王のいわゆる「三大ピラミッド」をはじめ,9基のピラミッド,付属の葬祭神殿,河岸神殿,スフィンクス,第4・第5王朝の貴族の墓地群などが整然と分布している。南郊にある古代都市メンフィスの遺跡,ダハシュールのピラミッド群とともに,1979年世界遺産の文化遺産に登録。イスラム時代初期には,デルタ地帯からの外敵侵攻に対する防衛線がここにしかれ,この地方最大の中心地としてその地位を保った。現在の町は古い墓地のある伝統的イスラム居住地と官庁外国公館,研究施設などの近代建築とがきわだった対照をみせている。産業としては綿織物業製靴,ビール醸造のほか,国の映画産業が集中している。 1924年カイロ大学が移転してきたのをはじめ,アラビア語アカデミー,芸術大学など各種の高等研究機関がある。人口 215万 6000 (1990推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ぎざ」の意味・わかりやすい解説

ギザ
ぎざ

ギゼー

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