カフ文化(読み)カフぶんか(英語表記)Kafuan culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カフ文化」の意味・わかりやすい解説

カフ文化
カフぶんか
Kafuan culture

東アフリカから発見された世界最古石器文化とされていたが,今日では,カフ文化の石器とされているものの多く人工のものでなく,自然の営力によってなされた単なる石と考えられている。礫器とされているものの多くは滝,急流などによってつくられたもので,ほとんどが石器と認められていない。

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旺文社世界史事典 三訂版 「カフ文化」の解説

カフ文化
カフぶんか
Kafan

更新世初期のアフリカ(第1雨期)で,主としてアウストラロピテクス群の生んだ礫 (れき) 石器文化で,最古の旧石器時代の文化
出土はタンザニアのオルドヴァイ渓谷が中心で,オルドヴァイ礫石器文化ともいう。

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