旺文社世界史事典 三訂版 「アウストラロピテクス群」の解説
アウストラロピテクス群
アウストラロピテクスぐん
Australopithecus
1924年以来,南アフリカ各地で化石骨が発見された。頭蓋 (とうがい) 容積はゴリラに近い(約600cc)が,直立歩行し,歯が人類的で礫 (れき) 石器を用いた。出現年代は約400万年前と考えられ,ジャワ原人(ピテカントロプス−エレクトゥス)など原人よりはるかに古い。アウストラロピテクスとは「南の猿」の意味。
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