カミングトンセン石(読み)カミングトンせんせき(その他表記)cummingtonite

改訂新版 世界大百科事典 「カミングトンセン石」の意味・わかりやすい解説

カミングトンセン(閃)石 (カミングトンせんせき)
cummingtonite

カミングトン角セン石ともいう。角セン石の一つで,化学組成は(Mg,Fe2⁺)7Si8O22OH2と表される鉱物。ふつうFe2⁺/(Mg+Fe2⁺)の比が0.3~0.69のものをいい,0.7以上はグリューネセン石grunerite(鉄セン石ともいう),0.29以下はマグネシウムカミングトンセン石magnesiocummingtoniteと区別して呼ばれる。少量のCa,Mn,Alなどを含む場合が多い。Mgの多いカミングトンセン石は直セン石と多形の関係にある。単斜晶系で比重は3.2~3.6。モース硬度は6。ふつう濃褐色~濃緑色の長柱状~繊維状の集合体として出現する。やや光沢を帯びている。カミングトンセン石はデイサイト質の火山岩やセン緑岩などの深成岩,角セン岩などの変成岩に少量ではあるがふつうに見られる。グリューネセン石は鉄の多い泥岩起源の変成岩に見られる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 鳥海

冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...

三寒四温の用語解説を読む