ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カミントン石」の意味・わかりやすい解説 カミントン石カミントンせきcummingtonite 単斜晶系,通常繊維状,褐色の鉱物。 (Mg,Fe2+)7Si8O22(OH)2 。比重 3.1~3.6,硬度5~6。カミン (グ) トン (角) 閃石ともいう。直閃石とは多形関係。深成岩,高温度変成岩中に産する。南アフリカ産のものはアスベストの原料として使われる。これはクリソタイル・アスベストより酸に強いため特別の用途に使われる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by