日本歴史地名大系 「カムイエクウチカウシ山」の解説 カムイエクウチカウシ山かむいえくうちかうしさん 北海道:日高支庁静内町カムイエクウチカウシ山静内町の北端部、十勝支庁中札内(なかさつない)村との境界にある。日高山脈第二の高峰で、標高は一九七九・四メートル。当山から南の日高山脈の尾根一帯は、花崗岩質と片岩や片麻岩質の混在するミグマタイトで構成され、南に向かって迸入片岩類に漸移している。急峻な三角錐の山容で、周囲にはカールが分布し、登山者からはカムエクの愛称でよばれている。中札内村側からの登山ルートは十勝川水系札内川沿いに進み、八ノ沢出合・八ノ沢カールを経て頂上に至るルート、七ノ沢出合から札内川を九ノ沢出合まで詰め、九ノ沢カールを経て頂上に至るルートなどがある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by