山容(読み)サンヨウ

精選版 日本国語大辞典 「山容」の意味・読み・例文・類語

さん‐よう【山容】

  1. 〘 名詞 〙 山のかたち。山のすがた。→山容水態(さんようすいたい)
    1. [初出の実例]「水色山容多勝趣」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)六・暮秋城南別業即事〈藤原敦基〉)
    2. 「山容骨立、巖石峨々として」(出典:航米日録(1860)七)
    3. [その他の文献]〔陸暢‐遊城東王駙馬亭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「山容」の読み・字形・画数・意味

【山容】さんよう

山のすがた。明・袁宏道〔久雪忽ち晴る。喜びて作有り〕詩 柳態美しきこと新たに髮をけづるが如く 山容は親しくく歸る人に似たり

字通「山」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android