明治三〇年(一八九七)一一月、郡役所の廃止により浦河支庁として成立。旧日高国の沙流・新冠・静内・三石・浦河・様似・幌泉の七郡を管轄し、支庁所在地は浦河村(現浦河町)であった。昭和七年(一九三二)八月、日高支庁と改称。南西および南東は太平洋に面し、浦河支庁として成立した当初は北西は室蘭支庁、北東から東は十勝支庁、北は一部で空知支庁に接していたが、その後の各支庁の改称や管轄区域の変更で、現在は北西は胆振支庁、北東から東は十勝支庁、北は上川支庁に接している。十勝支庁との境界に日高山脈が連なり、
支庁発足時は沙流郡一八村・新冠郡一一村・静内郡一六村・三石郡六村・浦河郡一一村・様似郡八村・幌泉郡九村の七郡計七九村で構成され、まだ戸長役場時代であった(明治三一年「道戸口表」)。明治三五年に浦河町・
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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