カラカサケイソウ(読み)カラカサケイソウ(その他表記)Planktoniella

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラカサケイソウ」の意味・わかりやすい解説

カラカサケイソウ(唐傘ケイ藻)
カラカサケイソウ
Planktoniella

ケイ藻類中心ケイ藻類コアミケイソウ科の1属で,プランクトンとして知られる。細胞は円盤状で殻面にはコアミケイソウにみられるような六角形の細かな網目模様がある。最も特異とする形態は,殻面に平行に細胞を取巻き鍔 (つば) 状の翼を有することである。この翼状部には放射状条線があり,顕微鏡でこれを見た場合に唐傘を広げたようにみえるのでこの名がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む