最新 地学事典 「カリマンタン油ガス田群」の解説
カリマンタンゆガスでんぐん
カリマンタン油ガス田群
Kalimantan oil and gas fields
インドネシアのカリマンタン(ボルネオ島=カリマンタン島)東部陸海域に存在する油ガス田の総称。1896年マハカム川河口デルタでSanga-Sanga油田が発見されたことに始まる。油田は島北東部のタラカン,東部のクタイ,南東部のバリトの3堆積盆地に分布。これらの盆地は始新世の陸成層で始まり,漸新~中新世は一連の海進期の堆積が続く。中新世中期以降は海退期に入り,石炭を挟む砂岩・泥岩が堆積。油・ガス層は海退期の三角州堆積物中に存在。クタイのマハカム川河口デルタにHandil油田(1.5億kL)・Attaka油田(1.1億kL)・Tunuガス田(2,800億m3)・Badakガス田(1,700億m3)などの巨大油・ガス田。タラカンにBunyu油田・Pamusian油田。バリトにTanjung 油田。
執筆者:平井 明夫・岩田 尊夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

