改訂新版 世界大百科事典 「カルヌントゥム」の意味・わかりやすい解説
カルヌントゥム
Carnuntum
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…紀元前1世紀にはドナウ川上・中流域の南側は,アルプスを越えて北上してきたローマ軍に征服され,ラエティア,ノリクム,パンノニアの3属州に編成された。現在ウィーンの東約40kmにあるローマの遺跡カルヌントゥムは3属州に対するローマの統治基地であり,ウィーンもウィンドボナと呼ばれるローマ軍団の駐屯地であった。西暦90年ころには,ライン,ドナウ両川間でリメス(長城)の建設がはじまり,カルヌントゥム以西でドナウ川に沿って長城が築かれ,国境の防備は堅固になった。…
※「カルヌントゥム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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