現代外国人名録2016 の解説
カルロス・アルベルト パレイラ
Carlos Alberto Parreira
- 職業・肩書
- サッカー指導者 元サッカー・ブラジル代表監督・南アフリカ代表監督
- 国籍
- ブラジル
- 生年月日
- 1943年
- 出生地
- リオデジャネイロ
- 経歴
- 現役サッカー選手としては体育科専任のアマチュアキーパーにすぎなかったが、1970年W杯メキシコ大会でブラジル代表のフィジカルコーチとして貢献。その後次々にチームを指導。’82年W杯スペイン大会ではクウェート代表監督、’83年ブラジル代表監督、’90年W杯イタリア大会ではアラブ首長国連邦(UAE)代表監督。’91年2度目のブラジル代表監督に就任。選手の経験を重視し、戦術面では選手の自由な発想を歓迎する指導法で、’94年W杯米国大会でブラジルを優勝に導いた。その後、スペインリーグ1部のバレンシア監督となるが、’95年6月解任。’97年12月サウジアラビア代表監督となるが、’98年W杯フランス大会で決勝トーナメント進出を逃し解任される。のちサントス監督、インテルナシオナル監督、コリンチャンス監督などを経て、2003年3度目のブラジル監督に就任。2006年W杯ドイツ大会は8強に終わり、大会後退任。その後、南アフリカ監督に就任するが、2008年4月妻の看病を理由に一度辞任。2009年11月の日本戦から再び指揮を執る。2010年地元開催のW杯ではグループリーグで敗退。W杯史上開催国がグループリーグで敗退したのは初めてだった。2012年11月ルイス・フェリペ・スコラーリのブラジル代表監督再任に伴い、チームマネジャーに就任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報