20世紀西洋人名事典 の解説
カルロ・マリア ジュリーニ
Carlo Maria Giulini
1914.5.9 -
イタリアの指揮者。
ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督。
ヴァローナ近郊バルレッタ生まれ。
ローマのサンタ・チェリリア音楽院でヴィオラ、作曲を、指揮を学ぶ。ヴィオラ奏者を経て、1944年指揮者としてデビュー。’45〜52年ローマ放送交響楽団、ミラノ放送交響楽団、’54〜57年ミラノ・スカラ座を経て、’55年シカゴ交響楽団を指揮してアメリカ・デビューし、’69年には同交響楽団主席客演指揮者となる。その後、’73ウィーン交響楽団音楽監督、’76年同主席客演指揮者を歴任後、’78年ズービン・メータの後任としてロサンゼルス・フィルハーモニー音楽監督に就任し、注目を集める。’60年初来日。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報