かわらがはなの窯跡(読み)かわらがはなのかまあと

日本歴史地名大系 「かわらがはなの窯跡」の解説

かわらがはなの窯跡
かわらがはなのかまあと

[現在地名]伊予市市場

伊予市の平地部の西南隅に突出した山麓端を利用して築かれた登窯跡群。県指定史跡。

これらのうち三基だけが昭和四一年(一九六六)発掘調査された。全長七メートルの窖窯をもち、燃焼室の奥行一五〇センチ、幅一三二センチ、天井までの高さ一五〇センチ、焼成室四二―四八度の傾斜に八―一三階段があり、この一段の横幅は一五五センチ、八段目では七五センチ、また窯の内部の高さは上部にいくほど低くなり八〇―五一センチとなる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 重弧文

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む