カン・ふえ

普及版 字通 「カン・ふえ」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] カン(クヮン)
[字訓] ふえ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は官(かん)。官に管の意がある。〔説文〕の管字条五上に「(ち)の如くにして六孔」とし、また字を録して「古(むかし)玉は玉を以てす」といい、舜のとき西王母が献じたという説話をしるしている。その話は〔大戴礼、少間〕にみえ、また〔風俗通〕にもみえるもので、〔説文〕の文は後人の附記であろう。白は候気の器とされ、また神人相和するものとされた。

[訓義]
1. ふえ、玉のふえ。
2. 気候を察する器。
3. みがいて玉をひからせる。
4. 玉の飾り。

[語系]
・管kuanは同声。關(関)koan、・鍵gianも声義近く、その構造に似たところがある。管籥(かんやく)はまた鍵管の類にも用いる語である。語彙は管字条参照。

[下接語]
・楽・玉・金・候・商・素・雕・白・鳳・明

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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