ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンペチェ湾」の意味・わかりやすい解説 カンペチェ湾カンペチェわんBahía de Campeche メキシコ湾南西部の支湾。メキシコ南東部,テワンテペク地峡の北岸をなす開いた湾で,東岸はユカタン半島,西岸はベラクルス州南部となっている。湾にはパパロアパン,コアツァコアルコス,グリハルバ,ウスマシンタなどの川が注ぎ,湾岸は一部に山地が迫るほかは低地で,テルミノス湖をはじめとする潟湖や湿地帯が多い。湾岸から 1970年代に石油が発見され,同国有数の油田地帯になっている。湾岸の主要港湾都市はベラクルス,コアツァコアルコス,カンペチェで,湾岸道路によって結ばれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by