普及版 字通 「カン・みみずく」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] みみずく
[説文解字]
[甲骨文]
[字形] 象形
毛角のある鳥の形。〔説文〕四上に「鴟の屬なり。隹に從ひ、(か)に從ふ。毛角り、鳴く、其の民に(禍)り。讀みて和(くわ)の(ごと)くす」とあり、木(みみずく)をいう。〔爾雅、釈鳥〕に「老なり」とみえる。ただ字の声からいうと(かん)をいう字かと思われ、はに目を加えた形の字である。艸部の(すい)は草名。とは別の字である。
[訓義]
1. みみずく。
2. おそらくの初文であろう。
[部首]
〔説文〕に・・(旧)をこの部に属し、〔玉〕になど二字を加えている。
[声系]
〔説文〕に声として艸部の一字を収める。部の字も、みなと声義の関係があるようである。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報