カード預金(読み)カードよきん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カード預金」の意味・わかりやすい解説

カード預金
カードよきん

普通預金であるが,預金通帳,届け出の印を使用しなくても,これに代えて取引金融機関が発行するカードによって預金の預け入れ,払戻しができるもの。従来の普通預金は預金者が住所氏名,取引用印鑑を届け出て口座を開設し,その店舗において預金通帳,届け出印で所定手続をして預金の預け入れ,払戻しを行うものであったが,この従来の取引方法のうえにカードを併用して (取引用印鑑を届け出ずにカードだけの取引もできる) ,同一金融機関の本支店全店だけでなく,提携金融機関 (わずかの手数料が必要) でも預金の預け入れ,払戻しができるようにしたものである。カードを使用する場合はあらかじめ預金者が任意の暗証 (4桁の算用数字) を届け出ておき,カードを使用する預け入れ,払戻しにはこの暗証によって取引する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む