カーメット山(読み)カーメットさん(その他表記)Kāmet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カーメット山」の意味・わかりやすい解説

カーメット山
カーメットさん
Kāmet

インド北部,ウッタルプラデーシュ州北西部,中国との国境近くにある山。標高 7756m。ヒマラヤ山脈中ガルワール山群第2の高峰。西斜面の氷河ガンジス川上流であるアラクナンダ川などの源流をなす。 1931年6月,F.スマイス,E.シプトンなどのイギリス隊が初登頂。同山の東西 250kmの間には 20をこすヒマラヤ越えの峠があるが,62年の中国とインドの国境紛争により全面的に閉鎖されていた。しかし,92年に一部が開放され,中印貿易が再開された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む