20世紀西洋人名事典 「カールビンディング」の解説
カール ビンディング
Karl Binding
1841 - 1920
ドイツの刑法学者。
元・ライプツィヒ大学教授。
フランクフルト・アム・マイン生まれ。
ゲッティンゲン大学で学び、1864年にハイデルベルク大学の私講師となり、ライプチヒ大学などを経て、1873年にライプツィヒ大学の教授になる。当時有力であった自然科学的思想などに対抗し、伝統的な客観主義刑法理論、応酬刑論を擁護した。主著は「規範とその違反」(1872〜1920年)である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報