があん(読み)ガアン

デジタル大辞泉 「があん」の意味・読み・例文・類語

があん

[副]
物を強く打った音などが、大きく響くさま。また、その音を表す語。「一斗缶があんと蹴る」「頭をがあんと殴られた」
精神的に打撃・衝撃を受けるさま。「抽選の落選結果にがあんと落ち込む」
[補説]2は俗に、感動詞的にも用いられる。「があんスマホ画面が割れた」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「があん」の意味・読み・例文・類語

があん

〘副〙 (「と」を伴って用いることが多い) 大きな音のするさまを表わす擬音語
※倫敦塔(1905)〈夏目漱石〉「櫓の上で時計の音ががあんと鳴る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android