ガケジグモ(読み)がけじぐも

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガケジグモ」の意味・わかりやすい解説

ガケジグモ
がけじぐも / 崖地蜘蛛

節足動物門クモ形綱真正クモ目ガケジグモ科の陸生動物の総称。3対の出糸突起のほかに特別の篩板(しばん)があり、この多数の孔(あな)から出る糸で、出糸突起から出た糸をかがり合わせて複雑な形の網をつくる。普通にみられる種は、石垣の間や樹皮の間に網と漏斗(ろうと)状の住居をつくるセスジガケジグモAmaurobius flavidorsalisである。この種は体長6ミリメートルで、背面は褐色の地に黄色の縦条(たてすじ)があり、日本全国に分布する。関西地方には、オーストラリアから移入定着した黒灰色で体長13ミリメートルほどのクロガケジグモIxeuticus robstusがいる。

[八木沼健夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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