普及版 字通 の解説
11画
[字訓] むかえる・あやしむ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(が)。〔説文〕三上に「相ひふるなり」とあり、と同義。〔儀礼、聘礼〕に「厥(そ)の、をにふ」とみえる。
[訓義]
1. むかえる。
2. むかえて誰何する、いぶかる。
3. 呀は驚く声。通じて、おどろく。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ムカフ・オモブク・イソグ・フス・イブカル・イブカシ・オソル・アザムク 〔字鏡集〕 ムカフ・オモフク・アヒムカフ・アフ・イブカシ・イブカル・アザムク・ナゲク・ヲソル・イソグ・フス
[語系]
()ngea、(御)ngia、晤・nga、(迎)ngyang、(逆)ngyakは声義近く、同系の語である。
[熟語]
鼓▶・▶・士▶・賓▶
[下接語]
怪・玩・警・譴・嗟・深
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報