聘礼(読み)ヘイレイ

デジタル大辞泉 「聘礼」の意味・読み・例文・類語

へい‐れい【×聘礼】

人を招くときの贈り物
婚約しるしに贈る物。結納の贈り物。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聘礼」の意味・読み・例文・類語

へい‐れい【聘礼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人を招聘する時の礼物
  3. 婚約のしるしとしてする贈り物。結納の贈り物。
    1. [初出の実例]「贅は質で疲労して聘礼にせうず物がないほどに、身を質にしてしふとの処にいてつかわるると云心もあるぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)賈第一八)
  4. 昔中国で、諸侯大夫他国に使いさせる時の礼法
    1. [初出の実例]「魯より季文子を晉へ聘礼の使にやらるるに」(出典:応永本論語抄(1420)公冶長第五)
    2. [その他の文献]〔礼記‐聘義〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「聘礼」の読み・字形・画数・意味

【聘礼】へいれい

聘問の礼。

字通「聘」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android