がっさり
- 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① 物が荒々しく倒れる音や、障子などを手荒くあける音などを表わす語。
- [初出の実例]「がっさりは、障子など俄にあらくあくる音歟」(出典:かた言(1650)五)
- ② 荒々しいさま、がさつなさま、大まかなさまを表わす語。名詞的に「がさつな点」の意味に用いることもある。
- [初出の実例]「惣体付合ふて面白きは誹諧にあそぶ人なり。しかし万事うがちたるものにて、ぐゎっさりとするゆへ」(出典:洒落本・列仙伝(1763))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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