がてら奉公(読み)がてらぼうこう

精選版 日本国語大辞典 「がてら奉公」の意味・読み・例文・類語

がてら‐ぼうこう【がてら奉公】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「がてら」は「…を兼ねて」の意 ) 妻と下女の役を兼ねて奉公すること。
    1. [初出の実例]「何するすべも女(をなご)手業(わざ)、〈略〉私(わし)はあの子を生んでから、まあ下女ぶんのがてら奉公(ボウコウ)」(出典浄瑠璃釜淵双級巴(1737)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android