がなり‐た・てる
- 〘 自動詞 タ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]がなりた・つ 〘 自動詞 タ行下二段活用 〙 大声でわめきたてる。がみがみと怒鳴る。騒ぎたてる。- [初出の実例]「『御城代様に御目に掛り』『御直談が』『してえのだ』がなり立つれば」(出典:歌舞伎・忠臣蔵年中行事(1877)四月)
がなりたてるの補助注記
新内「与話情浮名横櫛(源氏店)」には「わざとあたりへ聞けがしに、がなりたったる恐(こは)もてを」とあり、四段活用のように用いている。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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