普及版 字通 「キ・あぐら」の読み・字形・画数・意味 11画 [字音] キ[字訓] あぐら[説文解字] [甲骨文] [金文] [字形] 形声声符は己(き)。己に屈曲するものの意がある。〔説文〕十四下に「長踞するなり」、〔玉〕に「長するなり」とあって、足を組んで箕踞することをいう。・と声義が近い。卜文・金文に国名としてみえ、山東に器の遺品が多い。[訓義]1. あぐらをかく、ひざまずく。2. 国の名。[古辞書の訓]〔字鏡集〕 ヒザマヅク[語系]・giは同声。giueも同系の語とみてよい。踞kia、箕kiも声義の近い語である。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by