小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「キイトトンボ」の解説
キイトトンボ
学名:Ceriagrion melanurum
解説 / 水草の多い池やぬまに発生します。メスの腹部は黄緑色で、黒い紋がありません。
目名科名 / トンボ目|イトトンボ科
体の大きさ / 38mm前後
分布 / 本州、四国、九州、屋久島
成虫出現期 / 5~9月
出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報
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…ヒヌマイトトンボMortonagrion hirosei(1971年に茨城県の涸沼で発見された)は塩分を含んだ本州の大きな川や海岸の塩湖にだけ発見された日本特産種,ホソミイトトンボAciagrion migratumはこの科で唯一の成虫越冬種,カラカネイトトンボNehalennia speciosaは北海道,東北地方の湿原と尾瀬ヶ原だけに,エゾイトトンボAgrion lanceolatum,キタイトトンボA.ecornulumは北方の高地種で東部シベリアと共通種である。キイトトンボCeriagrion melanurum(イラスト),ベニイトトンボC.nipponicum,モートンイトトンボMortonagrion selenionは本州以南に見られる平地種で,中国の中部にも産する。これらのうちもっともふつうなのは,アジアイトトンボIschnura asiatica(イラスト)とアオモンイトトンボI.senegalensis,クロイトトンボCercion calamorum(イラスト)で,アジアイトトンボは海洋上を移動することも知られている。…
※「キイトトンボ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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