きき手(読み)ききて(その他表記)handedness

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「きき手」の意味・わかりやすい解説

きき手
ききて
handedness

一方の手が他方の手よりも器用で,より多く用いられるとき,その手をきき手という。きき手の発生原因については生得説,経験説のいずれもあるが,特にきき手に対応する一方側の大脳半球優位によるという説がある。しかし,きき手ときき足は常に同側であるとは限らず,また,右きき手の人の約4分の3および左きき手の約3分の1の人は,きき眼が右側であるという資料もあり,いまだに妥当な定説はない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む