きき手(読み)ききて(その他表記)handedness

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「きき手」の意味・わかりやすい解説

きき手
ききて
handedness

一方の手が他方の手よりも器用で,より多く用いられるとき,その手をきき手という。きき手の発生原因については生得説,経験説のいずれもあるが,特にきき手に対応する一方側の大脳半球優位によるという説がある。しかし,きき手ときき足は常に同側であるとは限らず,また,右きき手の人の約4分の3および左きき手の約3分の1の人は,きき眼が右側であるという資料もあり,いまだに妥当な定説はない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む