キバナニオイヤグルマ(読み)キバナニオイヤグルマ(その他表記)Centaurea suaveolens; yellow-sultan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キバナニオイヤグルマ」の意味・わかりやすい解説

キバナニオイヤグルマ(黄花匂矢車)
キバナニオイヤグルマ
Centaurea suaveolens; yellow-sultan

キク科ヤグルマギク属の一年草。カスピ海沿岸地方に自生する。草丈は 60~80cm。葉は羽状に中裂し,互生する。分枝は少く,細い花茎の先に直径5~6cmの頭状花を単生させる。頭状花は粗い凹凸のある舌状花で縁取られ,鮮黄色。切り花として人気が高く,冬から春にかけて流通し,普通はイエローサルタン英名で呼ばれる。日当りと水はけのよい場所を好む。秋に種子をまくと4~5月に開花する。

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