現代外国人名録2016 「キム・イヘ」の解説
キム・イヘ
金 利恵
Kim Ri-hye
- 職業・肩書
- 韓国舞踊家
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1953年
- 出生地
- 東京都・渋谷区
- 学歴
- 中央大学卒,高麗大学大学院韓国古代史碩土卒
- 受賞
- 韓国国楽大競演金賞〔1992年〕,日韓文化交流基金賞(第3回)〔2002年〕
- 経歴
- 在日韓国人2世で日本名を名のる。5歳からバレエを習う。大学に入って韓国舞踊に目覚め、約5年間フリーの雑誌記者の仕事に携わったのち、1976年ソウルに渡り、韓国人間文化財(人間国宝)の李梅芳に師事。以来ソウルを拠点に韓国舞踊家として活動を続け、’92年韓国で最も権威のあるソウル国楽大競演で金賞を獲得したほか、’94年韓国重要無形文化財に指定されているサルプリチュムの履修者に認定。世界各国を公演するなど韓国伝統舞踊のホープとして活躍。のちソウルに定住。2005年ソウルや北九州、東京などを巡回する初の日韓連続公演を行う。2009年「ふるさとは、アジア」公演で自らの思いを込めて新たな詩をつけた「イムジン河〜春」を披露。2015年日韓国交正常化50周年記念事業として金利恵韓国舞踊公演 in KAWASAKIを開催。2005年日韓で活動する日々や、在日の思いを綴った初のエッセイ集「風の国 風の舞」を出版。夫は伝統楽器・チャンゴの演奏家のキム・ドクス(金徳洙)。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報