cap carbonate
全球凍結が終わった直後に堆積した炭酸塩岩。氷礫岩の上に整合的に重なっており,少なくとも約23億,7.2億,6.3億年前の3度にわたり汎世界的に発達した。全球凍結時に溶存炭酸やカルシウム・マグネシウムの濃度が高まった海水で,解氷後の極度の温暖化により,炭酸塩鉱物についての過飽和度が急増したために沈殿したとされる。炭酸塩鉱物はドロマイトのものが多いが,7.2億年前にはカルサイトのものも発達した。炭素同位体比は−4‰程度であり,地球内部起源の軽い炭素を引き継いだと考えられている。
執筆者:狩野 彰宏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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