デジタル大辞泉 「スノーボールアース」の意味・読み・例文・類語 スノーボール‐アース(snowball earth) 原生代に地球表面全体が赤道付近にいたるまで氷床に覆われた時代があったという仮説。1992年に米国のジョー=カーシュビンクが提唱。当時の赤道周辺を含む世界各地で見られる原生代の氷河堆積物とその上を覆う厚い縞状の炭酸塩岩(キャップカーボネート)、および縞状鉄鉱層の存在を矛盾なく説明することができる。また、原生生物の大量絶滅とエディアカラ動物群の出現と密接な関係があると考えられている。全球凍結。全地球凍結。雪球地球。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「スノーボールアース」の解説 スノーボール・アース ガブリエル・ウォーカーによる著作。訳:渡会圭子。副題「生命大進化をもたらした全地球凍結」。2004年刊行。同年、第58回毎日出版文化賞(自然科学)受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報