ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キュロス1世」の意味・わかりやすい解説 キュロス1世キュロスいっせいKyros I 前7世紀末に活躍したアケメネス朝ペルシアの王キュロス2世の祖父。キロス1世とも表記される。ペルシア名クラシュ。ティスペスの子。エラム王国のスーサ北東アンザン (アンシャン) などを支配した。前 652年バビロンの封侯シャマシュ=シュム=ウキンがアッシリアにそむくと,翌年これを助けたが,アッシリア王アッシュールバニパルがエラムを征服するとこれに服属を強いられ,貢物とともに長男アルックを人質としてアッシリアの首都ニネベに差出した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by