普及版 字通 「キョウ・つつしむ」の読み・字形・画数・意味
22画
(異体字)
19画
[字訓] つつしむ
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[字形] 会意
(竜)(りゆう)+共(きよう)。初形はに作り、+廾(きよう)。はにその呪儀を行う祝(はふり)(兄)をそえたもの。は形のものを奉持する形。卜文の字形にはなお广(げん)・宀(べん)に従うものがあり、その礼は祠の中で行われた。金文の〔大克鼎〕に「厥(そ)の辟(きみ)(恭)王を保す」、また〔(髪)鐘(はつしよう)〕に「不(不恭)を狄(ひつてき)す(攘い退ける)」のように用い、のちの恭の字にあたる。恭の初文とみてよい字である。
[訓義]
1. つつしむ、うやうやしい。
2. 〔広韻〕に「燭なり」とあり、ともしびのおおい。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ツツシム・ヰヤヰヤシ・ミツキモノ・ツツム・ウヤマフ・タテマツル
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報