普及版 字通 「キョク・ころす」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] ころす
[説文解字]
[字形] 形声
声符は亟(きよく)。亟は人を極所におしこめて、誅責を加える形で、極・の初文。〔説文〕四下に「殊(ころ)すなり」とする。〔書、尭典〕に「鯀(こん)を山に(ころ)す」とあり、罪人を極遠の地に追放して、誅殺することをいう。
[訓義]
1. ころす、極遠の地に追放する刑をいう。
2. 極と通じ、窮極の意がある。
[古辞書の訓]
〔立〕 コロス
[語系]
・亟・kikは同声。極gikも声義近く、みな亟の声義を承ける。
[熟語]
死▶・罰▶
[下接語]
・致・誅・天・罰・放・明・流
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報