山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
キリスト教否定運動〔フランス〕(キリストきょうひていうんどう)
déchristianisation
1793年秋から冬にかけてエベール派に指導されて行われた民衆の狂信的なカトリック攻撃の運動。その主導権をとったエベール派が革命政府反対派であったこと,その極端な過激性などのため,ロベスピエール派の公安委員会はこれを弾圧した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報