キーゼル石(読み)キーゼルせき

改訂新版 世界大百科事典 「キーゼル石」の意味・わかりやすい解説

キーゼル石 (キーゼルせき)
kieserite

化学組成MgSO4・H2O。単斜晶系塊状または粒状をなして産出する鉱物無色灰白色,黄白色で,ガラス光沢。モース硬度3.5,比重2.6。水に溶けにくい。結晶水は約350℃で失われる。主として海洋起源の堆積鉱床中に岩塩その他塩類とともに産出する。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キーゼル石」の意味・わかりやすい解説

キーゼル石
キーゼルせき

硫酸苦土石」のページをご覧ください。

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