キーゼル石(読み)キーゼルせき(その他表記)kieserite

改訂新版 世界大百科事典 「キーゼル石」の意味・わかりやすい解説

キーゼル石 (キーゼルせき)
kieserite

化学組成MgSO4・H2O。単斜晶系塊状または粒状をなして産出する鉱物無色灰白色,黄白色で,ガラス光沢。モース硬度3.5,比重2.6。水に溶けにくい。結晶水は約350℃で失われる。主として海洋起源の堆積鉱床中に岩塩その他塩類とともに産出する。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 加藤

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キーゼル石」の意味・わかりやすい解説

キーゼル石
キーゼルせき

硫酸苦土石」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android