普及版 字通 「ギョ・ゴ・まもる」の読み・字形・画数・意味
11画
[字訓] まもる
[説文解字]
[金文]
[字形] 会意
吾(ぎよ)+攴(ぼく)。吾は祝を収めた器である(さい)の上に、の形の大きな蓋をおいて、その呪能を守る意。これに攴(ぼく)を加えて、その呪能を刺激することを示す。〔説文〕三下に「禁なり」とし、吾声とするが、吾がその初文。まもることを扞といい、金文の〔毛公鼎〕に「王の身を干吾(かんぎよ)せよ」のようにいう。〔説文〕にまた「一に曰く、樂、(こうけつ)なり」とあり、(しゅくぎょ)・圉とよばれるもので、虎形の器の上に鑿歯(さくし)状の刻みを入れ、それをささらで撫でて音を出す、素朴な楽器である。神事に用いた。
[訓義]
1. まもる。
2. 楽器、。
[下接語]
鼓・・用・擽
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報